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私たちが立ち上げ当初より取り組んでいる"発達障害"や当事者大学生の抱える課題についてご紹介いたします。

生まれつきの脳機能の発達の凸凹さと、

その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりの

ミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害のことです。

 

身体障害などと異なり、障害であることが

わかりにくく理解されにくいことが特徴です。

 

大きく3つに分けられます。(図参照)

3つの特性が重複して現れることも多く、

特性の強さも千差万別です。

​日本語では全て"障害"とされている言葉も、英語では違いが存在します。

​発達障害は"disorder"、つまりその人の弱みが出ないような処世術を

身につけたり、周囲の環境の整備をすることが重要となります。

発達障害大学生の困難とは?

発達障害の大学生に対するサポートが社会全体として薄い

・障害福祉サービスの対象外となってしまっている人が多い

​・そのため、発達障害の青年期支援を行う民間サービスが少ない

・大学生の発達障害当事者の支援の大部分が大学に任せられている

・大学側は発達障害学生の支援に関する知見や人員が少なく、

 満足な支援を行うのが難しい

でも大学生の時期って、その後の人生を考えるに当たって

大事な時期なはず

特に「働く」ことに関して当事者大学生は困難に陥っている

​進路に「就職」を選んだ人数

​発達障害だと大学が認知している学生数

439人/1389人

就職率→31.6%

出典:日本学生機構「平成28年度(2016年度) 大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査」

一般雇用枠での一年以内の

離職率→ 37.5%

出典:日本発達障害ネットワーク調べ(2008)

​発達障害の特性を持つ人は、特性と環境のミスマッチによって周囲の人から責められてしまったり、周りの人と自分とのギャップに悩んだりしてしまい、自分に自信がなくなってしまうことがよくあります。

その結果自分に向いていることややりたいことを知るための機会にチャレンジすることができず、自己理解が深まらないまま、社会人になってもさらに困ってしまうという現状があります。

​発達障害とは?

【自閉スペクトラム症(ASD)とは】

他者とのコミュニケーションを取るときに必要とされる「社会性」に困難があります。

例えば、他人への関心が乏しい・妙に人との距離感が近い・表情の変化が乏しい・非言語メッセージを読み取れない・一方的なおしゃべり・比喩や冗談が理解しずらい・相手の立場になって考えられない・こだわりが強い・急な変更に弱い、などの特性があり、また、音や匂いなどに敏感な感覚過敏などがあることもあります。

【注意欠如・多動症(ADHD)とは】

行動抑制やセルフコントロール、計画を立てることに困難があり、大きく分けて不注意・多動性・衝動性という3つの特性があります。

例えば、集中が途切れやすい、忘れ物が多い、一度に多くの情報を処理できない、常に身体が動いている、衝動的に行動してしまう、などの特性があります。特に不注意は症状が目立ちにくいため気づかれにくく、女性や成人の場合、不注意だけが目立つ人が多いと言われています。

【限局性学習症(SLD)とは】

知能指数(IQ)は正常範囲にある/視覚・聴覚などの感覚器の問題がない/学習環境や本人の意欲にも問題がない

にもかかわらず、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力のいずれか、または複数の習得・使用に困難があります。

例えば、文章を書くのが苦手・字の読み/書き間違え・句読点がバラバラ・聞き間違えが多い・暗算ができない、などの特性があります。

"障害"という言葉の定義について

​困難の構造